発見!オホーツク資源

オホーツク地方の今後を考えるとき、厳しい自然環境、進む高齢化過疎化が展望をついつい暗くしてしまいます。なにかとてつもない出来事・・・たとえば国が無視できないようなことが半永久的に続くとか、人・物・金が流れ込むしくみを作れるような・・・そんな大きな出来事・・

2003年、北海道開発局が極秘裏に進めていたプロジェクト「道北東岸部地下資源調査」で、地下2000mに油脈らしき地層を発見。さっそくアメリカとの共同プロジェクトチームを結成しました。さらに衛星地質探査、ドレッジング、ボーリング調査などで、驚くべき結果が明らかになりました。

1.資源探査と採掘

人口衛星からの映像は実に衝撃的なものでした!

オホーツク海沿岸および大陸棚、利尻島南部、天塩、知床半島、国後島北東部に想像もできないほどの石油が眠っている可能性があることを発見!

2004年、アメリカ地質研究チームと試験ボーリングを行った際には、ほんのわずかな原油が確認されたにとどまったが、明らかに「そこにある」ことが判明しました。



道北の地質分析結果


浜頓別テストボーリング

2.世界一の石油採掘者来日
2004年末、「オホーツク油田開発」プロジェクトが民間を巻き込んでスタートしました。そこには、とり高い確率で石油を掘り当てるためにアメリカから、「プロ」の採掘師たちが招聘されました。

5年前、小惑星を爆破し地球を救ったスタッフが来日
(やはり、リーダーは生きていた

 


オホーツク海を汚すことなく、その見事な作業は1998年のそれとまったく違わなかったのです!


神威岬を調査するスタッフ


ウチの娘はやらん!

3.オホーツク海に浮かぶ要塞
2005年春、調査採掘開始から半年足らずで、大規模な油脈を発見!早速枝幸沖にパイロットラインを建設、秋には本格的操業を開始しました!

オホーツクの海は汚されることなく、すべて海底パイプラインで枝幸、浜頓別の国立精錬場に輸送されます。
さらに油田を開発し、現在湧別・網走・知床のラインを建設中です。2025年の国後連絡橋が開通次第、国後油田の開発に着手します。



青い海、浮かぶ要塞
流氷対策も万全!

4.金鉱脈発見
内陸部調査採掘時に特殊な組成の地層にぶつかったのがきっかけで、「金鉱脈」という副産物にめぐり合えました。2007年には音威子府、西興部、翌年には天塩、利尻鉱脈を発見し、佐渡を上回る埋蔵量の金を採掘しています。

現在建設中の稚内−利尻トンネルを拡張し金鉱石輸送路を確保することで自然環境はそのままに、豊富な資源を得ることができるようになります。


音威子府採掘現場

5.活気付くまち
石油と金、さらには天然ガスも湧出の可能性も秘めた夢の大地。当然、採掘現場には人が集まり、町が大きくなっていきます。
いままで交通機関といえば車しかなかったこの地方は、長い将来にわたり「夢の大地」でありつづけるために国の特別予算で急速に交通・通信インフラが発達していきます。

オホーツク新幹線の建設、オホーツクと日本海の資源を寄り円滑に流通させるための「道北横断鉄道」、高速道路整備の計画変更、北方領土を結ぶ連絡橋、サハリンを結ぶトンネルなどなど・・・

地元の人たちは戸惑いを見せながらも、大きく膨らむ将来の夢を見ているのです。

自然は守られていました!

西興部村金鉱採掘現場


国立枝幸石油精錬場


国立サロベツ・天塩金精錬場

6.自然との共存
人が集まり町が大きくなる。当然ながら自然が犠牲になる。そう危惧していたところ、プラントは80%が地下に作られ、ほんのわずかなパイプライン、それも動物の生態を犠牲にしないように高架式になり、休耕地がそのまま住宅地になりました。

地熱を利用した農業、発電。世界が注目する徹底した自然保護は、やがて2020年に知床でサミットを開くまでになりました。


猿払川河口付近の発展

 


クッチャロ湖対岸の町並み

 

2021年、田中真紀子総理大臣は次のプロジェクトを静かにスタートさせました・・・


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