新 名 寄 本 線(道北横断鉄道)

先日、西興部村で発見された大規模金鉱脈の推定埋蔵量が判明し、輸送手段を検討していた国会は、沿岸部の石油コンビナート間輸送のショートカットも考慮し、貨物主体とした横断鉄道を建設することを決議し、翌年より工事が始まり、工期2年半というスピードで開業にこぎつけました。

鉱物資源は紋別からは「海路」、加工原料は名寄からは「陸路」にて輸送アプローチが確保されます。また、「鉄道整備計画」が第2段階に入る2010年には、「名寄国際空港」の開業も決定し、旅客業務にも力を入れます。

1.計画概要
  西興部村に眠る金を採掘するため、紋別〜名寄間(旧名寄本線)、名寄〜羽幌間(未成線「名羽線」)に鉄道を再建する。オホーツク〜日本海の沿岸油田資源の集積能力の向上と酪農資源の輸送強化を目的とする。

総営業距離は160Kmと短いが、道北中央部の拠点間横断輸送インフラとして多彩な用途が期待される。

 

<西興部の山中をかける特急「森夢」>

2.停車駅


・紋別
・興部
・班渓(金鉱入口)
・下川
・新名寄
・新幌加内
・羽幌

すべての駅には貨物引込線が併設され、採掘現場まで鉄道を延伸する。


3.列車名称
  1)「森夢」  
4.列車特性
  最高時速180Km
平均時速120Km
   紋別〜新名寄 45分
   新名寄〜羽幌 40分
 
5.ダイヤ
  旅客1日10往復、貨物随時運行  
6.地域活性
  金鉱採掘以来、人口が爆発的に増加している西興部村では、新たに住宅地を造成し、受け入れ態勢を整えている。現在2万人もの移住希望者を抱え、自然との共存が今後のテーマになるであろう。

また、新交通インフラの誕生で、酪農生産物、家畜等の輸送も円滑に行えるよう、新型貨物車両の開発も進められている。

7.環境保全
   山間部の鉄道のため、そのほとんどをトンネルとし、曲線を少なくして資源輸送のスピードアップと安全性の強化を図る。 調査中


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